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5分で理解!持続化補助金(小規模事業者持続化補助金)とは?事例でポイント解説

5分で理解!持続化補助金(小規模事業者持続化補助金)とは?事例でポイント解説

小規模事業者持続化補助金は比較的採択率が高いことから、はじめて補助金を申請しようとする人にとって、ハードルが低い補助金です。事例を交えて解説します。

小規模事業者持続化補助金とは

小規模事業者補助金とは、小規模な事業者の販路開拓や生産性向上の取り組みを支援するための補助金で、「インターネット広告を出したい」「新たな冷蔵庫を購入したい」といった場合に使うことができます。

要件が複雑かつ採択のハードルが高い事業再構築補助金やものづくり補助金などに比べ、小規模な事業者や創業期の事業者、個人事業主も使いやすい制度となっています。

対象者

「小規模事業者補助金」という名の通り、補助の対象は従業員の数が5人ないしは20人以下の事業者のみとなります。

  • 商業・サービス(宿泊業・娯楽業除く):常時使用する従業員が5人以下
  • 宿泊業・娯楽業:常時使用する従業員が20人以下
  • 製造業その他:常時使用する従業員が20人以下

類型と補助額

小規模事業者補助金は大きく分けて、(1)通常枠と(2)特別枠の2つの枠があります。

補助率補助上限
通常枠2/350万円
賃金引上げ枠2/3200万円
卒業枠2/3200万円
創業枠2/3200万円

採択率

これまでの採択率は平均で約62.0%です。比較的採択率が高いとはいえ、採択されるためにはポイントを押さえた申請が大切です。

小規模事業者持続化補助金の事例

ケース01:<飲食業>老舗の料亭でテイクアウトを始める

テイクアウトを始めるにあたり、ホームページの改修費やカウンター新設のための店内改修費が補助金の対象となります。また、SNS広告やチラシ作成・配布、看板の設置などの広報費も補助対象です。

ケース02:<小売業>服飾雑貨・インテリア小物のEC販売を始める

ECサイト立ち上げに要した費用は「ウェブサイト関連費」として補助対象となります。ただし、補助額は補助金交付申請総額の25%以内に収める必要があるので、看板の設置などの広告費と組み合わせましょう。

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